ブルーピリオド　１１ （アフタヌーンＫＣ） 山口つばさ／著 講談社　アフタヌーンコミックス

大好きな漫画ですが、大学編から登場する教授・批評家の性格に違和感を覚えています。人事コンサルをしておりますが、この人達が企業にいたら若年者に対する「パワハラ認定・訓告処分」ですね。芸術家でも大人です。しかし、この巻では矢口の高校の恩師の佐伯先生が再登場。まともな大人・教育者の存在にホッとして、これからも続刊を買い続けるモチベーションが維持できました。

YOASOBIの群青という曲がこの漫画にインスパイアされたということで、集めて読むなら巻数が少ない今だと感じ購入してみました。ジャンプコミックとは違って少し高いですが、普段はわからない芸大という特殊な世界の中の話は新鮮でとても面白かったです。

今回は大学生活から離れて、1冊を通してバイトに焦点をあてています。悪気はないけど問題ありなモブキャラが出てきますが、こういう人いるよね！と思いながらあっという間に読み終えてしまいました。今まで触れられなかった橋田の内面も回見える巻でした。

ブルーピリオド続きが気になって全巻揃えてます。 本屋に買いに行くよりも、気軽に素早くしかもポイント引きで購入できるので、いつもコチラで購入してます。予約できるのも最高に便利です！

息子に1&2巻を見せてもらい、面白かったので、その後の続巻は私が購入することに。 美術に疎い私ですが、美術の面白さなどを堪能できました。 続きの巻も引き続き購入予定です。

現在アニメ放送中ですが、アニメ化の前にYOASOBIのコラボ曲にもなっていますが、内容は主に絵画中心で、非常に面白い作品です。内容はかなり突っ込んだものです。

橋田の人物像が垣間見えた巻でした。フィクションなので無粋だなと思いつつも、小さな絵画教室で、あれだけの講師やバイトを雇う収入があるのか気になってしまいました。

お絵描き教室に通う子どもの親が、悪意なく子どもに言う言葉が徐々に子どもを壊していく描写が印象的でした。 現実にありえる表現だったので考えさせられました。

アニメを見始めて、原作も読みたくなったので今出ている巻を電子書籍で一気読みしました。読みたい時にすぐ読めて、ポイントバック等もあるので助かっています。

ブルーピリオドの良さである登場人物の心の動きがよくわかる巻だったと思います。親と子の思い違いとそれを言えない子どもの葛藤がよく描かれていたと思います。