日本の歪み （講談社現代新書　２７１９） 養老孟司／著　茂木健一郎／著　東浩紀／著 講談社現代新書の本

日本の頭脳の対談。年代の違う方々の対談というのも良い。 知識の広さ、話題提供のタイミングなど私など凡人には想像もつかない回転速度にはついていけません。 日本人の思考の歪みの指摘には全く同感です。お笑いが歪みのはけ口になっているなんて、自分は全く嫌いですがこんな見方もあるのですね。目からウロコ 養老先生の書籍を多くは読んでいませんが、何となく波長があっている様に感じます。本誌の中で細川宏先生に触れておられますが私の遠縁にあたり、学生時代の勉強の仕方など伝説の様に聞き及んでいます。親族に対する思いなど自筆文章なんかを拝見していますが、養老先生の生き方が自分の心の琴線に触れるのは細川先生の影響があるのかな、なんて思ったりしています。偉大なる両先生に対して失礼があればご容赦ください。

養老孟司さんの言葉は人生経験から発しているので私は参考にさせていただいています。納得しながら共感しています。