英国人記者が見た連合国戦勝史観の虚妄 （祥伝社新書　３５１） ヘンリー・Ｓ・ストークス／〔著〕　〔藤田裕行／訳〕 教養新書の本その他

著者はイギリス人だが､日本人女性を妻として、特派員として半世紀以上日本に滞在し､大の日本贔屓である。戦勝国の人間にも関わらず、敗戦国を理不尽な扱いをしていることに憤り、且つそれに対して何もしない日本の姿勢に歯痒さを感じており､特に東京裁判や日本国憲法の押し付け的な性格を強く批判している。また三島由紀夫との交流や彼の自決の真意、日本他アジア各国との要人(毛沢東・蒋介石・金日成・金大中・シアヌ－ク他)との会談についても記述を割いている。ドナルド・キ－ン、サイデンステッカ－､モリスのような日本文化に造詣の深い外国人なども取り上げている。あまりにも日本贔屓の内容で、辟易することもあるが､読んでいて悪い気はしない。但しこの本は2013年に刊行されており、以後の情勢の変化は当然ながら記されていない。単に親日家の外国人としてでなく、ジャーナリストとしての視点から見ることも忘れていない。

何回か購入してますが、中古とは思えないくらいキレイな本が届きます。気持ちよく読書ができるので嬉しく思います。また機会があれば是非よろしくお願いします。

プロパガンダに負けず、歴史の真実を英語、仏語、中国語等でどんどん発信して欲しい。そして、日本人としての矜持を持って生きていきたい。

日本人は、いまだに連合国がでっち上げた「戦勝国史観」の呪いからぬけだしていない。大東亜戦争は、日本の自衛のための戦いだった。

日本人は、いまだに連合国がでっち上げた「戦勝国」史観の呪いからぬけだしていない。大東亜戦争は、日本の自衛のための戦いだった。