英領バージンでは、匿名での法人設立や出資を認めている。 代理人などを利用した届け出と登記だけで法人設立が可能であり、国内で事業を行わない限り、法人税はかからず申告も不要である。人口２万２０００人の英領バージンの国家財政の半分以上は法人の登録税だそうだ。 租税回避のためにこの法人を利用する。 脱税一歩手前。国税当局はこれを解明し税金をかけよ。

山でも海でも遭難事故がありますが、遭難してその時の状況を語れるのは生還者だけです。その体験を語ることは意義のあることだと思います。海の遭難の話として「37日間漂流船長　あきらめたから、生きられた」と言う本もあります。ヨットレースと漁船の違いや複数人数と単独の違いはありますが、遭難した時の困難な状況が伝わってきて読みごたえがあります。

最初は寿司屋、借金作って、とび職修行、工務店経営、そこで借金返して、やくざの道へ。携行品詐欺、盗難車売買、コピー商品、ハイウェイカード偽造で儲けに儲け。やくざ足洗って、カーナビＤＶＤ違法コピー、開運招福グッズ販売、競艇でも儲けに儲け、ＦＸでも儲けに儲け、仮想通過に挑戦中らしい。すごい経歴。すごい才覚。こんな人の話が面白かった。

情報収集能力が大変ある人で、「兜町の石原」で通ってしまうすごい人です。暴力団との接点もあり、マスコミにも大企業にも頼りにされ、情報紙の購読料と顧問料などで年収１億円を超えるということもあったそうです。暴力団との接点があるが暴力団寄りの人ではなく、企業にとって耳の痛い所を指摘して改革を促すと言った企業顧問をしていました。

ソープランドのボーイの世界はきびしいだけあって、飛ぶ人がたくさんいるんですね。 ２DKに４人住まい。素性の判らないボーイたちと暮らし、礼儀、言葉使い、掃除洗濯、風呂の順番などでも、新人は年下の先輩ボーイ達に気をつかい、苦労が多かったことでしょう。仕事でも朝１１時から夜１２時までの勤務。そんな世界によくぞ飛び込みましたね。

昔は交通事故の賠償交渉にやくざが絡むことが多かったが、著者も最初はそこから入って行ったそうです。その後、やくざや競売屋、占有屋などとの関わりの中で、「腰のあるやつ」と思われるようになり、やくざの起こした刑事事件の弁護をするようになったそうです。その後の山口組顧問弁護士になるまでや、なってからの話が興味津々でした。

分裂後の勢力の取り込みは今後どうなるのか興味深い。やくざをやめていた人を復帰させたが、その下に勢力は付いてくるのかとか、二つの竹中組ができたが、それがどうなるのかとか興味あります。 「離反は悪だ。どう考えても悪い。しかし、我々は彼らをここまで追い詰めた理由を考え、反省する必要がある」と語った幹部の言葉も興味深い。

贋作画商イライ（日本人と結婚していた）はアメリカで画廊を経営し、そこで画家に贋作を描かせて、日本にも贋作を売りまくっていたとのこと。 ＦＢＩがそれを追い、それを売った日本の画廊も捜査対象であったが、日本の画廊も贋作を描かせていたと言う。 アメリカと日本の事件がリンクし、話が展開していくところが面白かった。

ワイド四つ切が入るこのサイズの方が四つ切を入れるのによかった。四つ切写真をスリーブから出してこのアルバムに入れると、写真の端が袋からはみ出さないが、ぎりぎりで、スリーブに入れたままでは袋に入りきらない。ワイド四つ切用は写真をスリーブから出さなくても袋に入りきるので、こちらの方がよかった。

車のラジオを聴くにはアクセサリーオンにしておく必要があるため、ドアを開けるとピーピーと警告音がするのでわずらわしい。なのでこれを買いました。小型（本体６６ｇ）なのでダッシュボードにも入れれるし、荷台に置いていてもいいし、邪魔にならない。オートキャンプする時や山登りする時に使います。