全ての悪は教育の粗末さからくる貧困にあると断言できる。さらにその貧困を生み出すのはそれぞれの国家の政治家だということが理解できる。貧国の大半は欧米・日本などの旧植民地国であることも同時にわかるが、解決は容易ではない。

商社勤務は、外から見ていてあこがれる人々が多いが、実情は何ら事務的仕事でもなく、営業の仕事であり、高い賃金というより、むしろ安い賃金だと思う。家族が犠牲になり、本人も犠牲になる仕事です。隣に芝は青く見えるです。

戦争の悲惨さ、そして戦地で戦う兵士の食糧危機・病気が描かれている。また戦地での精神状態は普段の精神状況ではないことがわかります。すなわち、生と死の極限状態の中に兵士はいるのです。それは絶望状態と言えるものです。

アメリカは、本当は貧しい人々が世界で最も多い国であると理解できる。次に貧しい人々が多い国は日本です。何故なら、何でもかんでもアメリカをまねることが幸せだと教えられたからである。そして新自由主義というものまでも！

日本が大東亜戦争に突入したのは、システム的に統帥権の問題が大きい。また経済的な国力もなかったが大衆は生きるためのみを考えたのだろうが、しかし井上や浜口は本当に国のために考えていた。やはり官僚はレベルが高い。

日本共産党は国防意識が欠如してることがよくわかる。理想論だけでは日本国民が戦争に巻き込まれたときに対処のしようがない。むしろ、医療や福祉を党是に掲げるべきだ。党名も仮称「日本福祉党」と改名すべきだ。

日本が第二次世界大戦に進む兆候は、東北地方に於ける農家の疲弊にあり、それがもとに義憤にかられた関東軍の存在があった。それとともに大日本国憲法の統帥権の問題があった。それは長州憲法と言われた。

戦後の経済社会を取り仕切っていたのは朝鮮人・中国人・台湾人、所謂三国人だったことが理解できる。しかし、闇市を取り仕切ることはハッタリが必要で命がけだったのであろう。普通の人には出来ない。

大成する人は、熱意があり、それゆえ変わり者と言われるのだと思う。だけど、変わり者は家族に迷惑をかけたり、職場でも周りにストレスを与えるのが常だ。それとサラリーマンが学閥社会だ。

日本と同様に各国においても、差別というものが存在していることが分かる。すなわち、時代の移り変わりの中で、その時代の貧民が生じ、この事も、差別の対象になるのであろう。