待ちに待ったエースがついに到着しました。ウルトラ6兄弟のうち、光線技の達人であり、タロウに先を越されたものの(笑)商品化が待たれていました。 フィギュアーツのウルトラマン系は当時のスーツを忠実に再現するあまり、いわゆる「昭和体型」なため、今の若者のようにスラっとしてないのが「よくできている」部分だと思ってください。そういう意味では腰を低く落とした姿勢がしっかり再現できるのはうれしいところです。 さらに必殺「メタリウム光線」のエフェクト、ウルトラマンジャックまでと一線を画し、多色で表現されているのがこれまたうれしいです。 顔の造形について、エースは他の兄弟と違い顔つきは全く別物(タロウはセブンがベース)なので、一つバランスを間違えると全く違う印象になってしまうところをうまく作ってあります。放送当時の姿で6兄弟が並ぶのは実現しなかったこと(ウルトラマンなど客演時は明らかに別のスーツである)なので、フィギュアーツでの6兄弟のそろい踏みは本当にぞくぞくすることです。

中古品で持ってはいましたが、今回の本体は「オートバジンセット」と同仕様とのことで購入しました。ファイズアクセル装着ということと、指先の銀色が塗装されている(それまでは無塗装だった)のがうれしいです。相変わらず足裏は銀色一色なので赤と黒を塗装したいところです。以前のものからファイズフォン関係の武器が減っているのですが、劇中のシーンの再現にはあまり不自由しないと思います(エクシードチャージ用に開いたファイズフォンは欲しかったですが)。今回の目玉であろうライドウォッチ型台座は組み立て式で、ファイズの顔のシートが角度を変えてセットできるのは良いのですが、その分上面のカバーが外れやすいので注意が必要かと…。

初代マン、セブンに続いてやっぱり買ってしまいました。URTRA ACTと違い、映像作品のスーツの忠実な再現を重視しているので、シリーズ全般についてスマートさに欠けているのは否定できません。何かずんぐりしたスタイルの印象は強いですが、これが当時の日本人の体形であり、「昭和のウルトラマン」の姿が忠実に再現されている気がします。初代マンが猫背なのに対してジャックは背筋をピンと伸ばした姿がさまになるところまでうまく再現されています。ウルトラブレスレットを中心にパーツも豊富で劇中の様々な印象的シーンを再現できます。箱の色はジャックだけオレンジが強く、「ウルトラマン夕日に死す」を意識したのでしょうか。

予約販売のころは様子見でスルーしていたのですが、同じアーツでウルトラセブンが出るということでそれなら初代マンも欲しいなということで今回手にしました。アクションより「本物の造形」こだわったというだけに、ウルトラアクト版と比べてマスクの表情も今回のアーツではよりやわらかみが感じられ、リアルタイムに作品を見た世代としては「秘孔を突かれた」感があります。これなら「猫背」のファイティングポーズもしっかり決まり、言うことありません。あえて言えばカラータイマーの交換のしかたがいまひとつわからないことぐらいでしょうかねぇ…。

現行のウルトラマンタイガのからみでエースに先立ちこちらが発売されました。期待通りの造形とプロポーションでうれしい限りです。今回はタロウの胸のプロテクターが外せる仕様で、なぜかなと思いましたが、これにより以前までは四苦八苦だったカラータイマーを赤に交換するのがこんなに簡単になったとは…。手持ちの武器はタロウランスのみと、本当はバードンのくちばしを封じたあの武装が欲しかったのですが、バードンのほうにつくのでしょうかねぇ…。エースも試作品が展示されているのでこちらも楽しみです。

ジオウに引き続きゲイツ登場。ジオウ同様に各部関節しっかり可動。ボディの２種類の赤色の塗装はそれぞれしっかりされています。ジクウドライバーは360度回転します。ジオウの頭部は時計の針型のアンテナが折れやすく動かすのが怖いのですがゲイツの頭部は問題ありません。できたらライドウォッチの顔部分はシールを張りこむ形だともっと気分が盛り上がった気がします。真骨彫製法だとそこまで凝るのですが…。今回の特典はジオウとセットのライドウォッチ型台座。この上に本体を乗せるといい感じです。

フィギュアーツに慣れているとこのシリーズは若干大きさ的に持て余す感じはします。ウルトラマンがフィギュアーツ化することでこちらもフィギュアーツ化されるのかと思うと少し複雑な思いはしますが、製品としての出来は申し分ないです。セブンの場合、全身が一様に赤色なので、関節部を動かしてもそれほどバランスは崩れないので買ってよかったです。欲を言えばウルトラマン系は指を伸ばすポーズが多いので、開き手で箱にしまえるようなパッケージにしてあるとなおよかった気がします。

待ちに待ったクローズチャージです。ただビルドスパーリングではなくこちらが一般発売なのは意外ではありましたが…。ゼリー状装甲部分はしっかり透明パーツを惜しげもなく使用してあり、劇中の雰囲気を余すことなく再現。ツインブレーカーの出来もよいです。ベルトのレバーは最初は破損が怖くて動かせなかったのですが、説明書ではしっかり動くということなので回してみたら、なんとかできました。メタリック塗装部分はこすれると剥げやすいので注意。とにかくいい出来に満足です。

待ちに待った新2号来ました。できることなら交換式で客演用の黒いヘッドがついていたら最高でしたが、基本新1号と同じつくりなので不満はないです。いかにも昭和ライダー的なずんぐり(当時のスーツアクターの体つきはこんなところなのでしょう)した等身バランスで、旧商品が少し華奢に思えてしまうほど。新1号と並べたら涙ものです。このクオリティーで旧1号旧2号まで出てしまったらどうするんでしょう…。

真骨彫製法シリーズ待望の仮面ライダー鎧武が発売となりました。真骨彫製法ならではの造形、プロポーションは以前の商品を持っていても欲しいともうだけの出来栄え。さらに今回は付属のロックシードもオレンジだけでなくイチゴ、パインまで再現。ここまでかとうなるほどです。さらに真骨彫だはアームズチェンジも再現。後日イチゴ、パインのアームズが発売予定。ここまでなら今回の鎧武を買うしかありません。