星が可愛いくて良い嫁過ぎるのと星の友達は良い子なのは評価出来ますが、主人公を含め周りのキャラが残念過ぎます。 賀茂が登場しているところはウザすぎるので飛ばし読みしてます。 めいちゃんも見た目は星の次に好きですが、中身がウダウダ主人公と大して変わらない気がします。 詩織もウダウダネクラ気質で何処が魅力的なのか理解出来ません。 特に主人公があんなのだから、星の切なさが際立つのかも知れませんが、他のラブコメ作品と違い、基本的に読んでいてイライラさせられます。 ただ、次の巻あたりでようやく主人公のカッコいい姿が見れるかも知れません。

大変解りやすい書でありますが、肝心な日本に関する内容で、「白村江の戦い」「元寇」「朝鮮出兵」以外は諸外国との衝突はほぼなかった。という主張は誤りです。 例えば「広開土王碑文」では倭国（日本）が新羅や百済を破って臣民とした事が載っている様に、4世紀後半には既に本書で言う「シーパワー」と「ランドパワー」の両立を目指した国家でした。 古代日本の朝鮮半島進出は記紀だけでなく、宋書など客観的な第三者による歴史書にも認められる事実ですが、地政学者ですらご存じない事に戦後教育の根の深さが伺い知れます。

岩波文庫の日本書紀から約50年ぶりに出版された注釈書。 岩波文庫版に多く取り上げられている津田左右吉をはじめとした仮説が殆ど取り上げられてい無いので、これがあるからと言って岩波文庫版はまだ手放すことは出来ません。 執筆陣が神野志氏をはじめ国文学に片寄っているので、歴史時代に入るであろう中巻以降のクオリティがどうなるか気になるところですが、そろそろ中巻も出して欲しいです。 あと注に番号だけでなく、単語も併記した方が読み安くなるのですが、そうなると価格が高くなりそうですね。

長い間綾小路を苦しめていた敵の一人は退場となりますが、ある意味もっと厄介な敵が本気モードで、綾小路の実力を隠して日常生活を送るのが難しい状況に追い込まれてきましたね。 しかし、ホワイトルーム関係者が一人じゃなかったのが意外ですが、小者感が否めません。 今回は我慢の回と言った感じであまり面白くはなかったですが、この状況から如何盛り返すのか、続きが気になります。

2000年代初頭にアニメが放送された伝説の百合作品「神無月の巫女」のスピンオフ作品です。「絶対少女聖域アムネジアン」は1，2巻がひたすらギャグとお色気路線だったのに対し、こちらは深刻で重いストーリーになっています。ですが、ストーリーは過去の神無月関連の作品よりよく練られ、意外な展開になっています。過去に「神無月の巫女」が好きだった方にはお勧めです。

これを読んで、日本で行われている介護が如何に間違っているのか分かりました。 何でも世話を焼いてあげるのが正しいし仕方ないのかと思っていましたが、甘やかすのは却って逆効果だったのですね。 カロリー信仰に対する違和感の理由も明確にしてくれました。栄養士の言う事なんか信じてはいけません。 介護にストレスしかない方はこの本を読むと気付かされる事が多いと思います。