驚きの情報量です。安価なイヤホンから乗り換えればきっと別物に聞こえるでしょう。これに比べるとダイナミック型のイヤホンは原音に毛布をかぶせて聞いているような感じです。あるいは曇ったガラスを通して見ていた視界を、透明ガラスに変えたぐらいの変化があります。 ただそのようなサウンドが最上のものかというと好みの問題で、これは音楽を楽しむためのものではなく、プロのサウンドチェック用として開発されたのではないかと思うほどスーパーフラットなサウンドです。 脳天を揺さぶる低音や、突き刺さる高音など、チューニングによる誇張は一切感じません。ひたすら愚直に原音の魅力を過不足なく、忠実に再現しようとする意欲が感じられます。 人によっては物足りなく感じるかもしれません。 SHURE掛けとはよく言ったもので、コツを憶えれば完璧に耳に密着します。たとえ柔道技をかけられても耳から外れないでしょう。UEの10proやKLIPSCHのX10とS4、FinalAudioDesignのheaven aなども愛用していますが、これらは着用中ガムを噛んだり振り向いたりするだけで耳からズレて音質が変わってしまうほどデリケートですね。SE535はまさにプロ用です。

この商品はPTSです。マグプル社製ではありません。実銃用でもありません。マグプル社製の本物と間違えて買わないようにご注意ください。掲載されている写真には、DYNAMICS表記のある実銃用ですが、送られてきた品はPTSです。これはBetaPROJECTという香港の会社が製造するマグプルの正規ライセンス品です。生産国の表記はありません。また、商品には「for Airsoft Gun only」の記載があり、エアソフトガンまたはトレーニング用で、マグプル社製の実銃用より強度と品質が劣ります。値段はかなり安いのでこの点は優れています。 本品はマグプル社製実銃用と比べて薄めの素材でできており、実弾射撃に耐える強度はありませんが、サバイバルゲーム程度にはむしろ向いています。本品は黒一色ではなく、おしゃれでかわいい緑色の飾りステッチが入っています。 耐久性に劣るエアソフトガン用ですが、エアソフトガン用としてはかなり頑丈そうですのですぐに壊れたりはしないと思うので、品質も悪くなく、結構お買い得ではないかと思います。 マグプル社製の本物の迫力や存在感を求める方は、このエアソフトガン用ではなく値は張りますが実銃用をおすすめします。

アルミニウムはこんなに重かったのかと思うほどずっしりきます。質感の高さはすばらしいの一言です。真鍮製のheaven sは芸術的な鏡面仕上げですが、このheaven aは指紋の付かないマット仕上げです。躯体の金属のソリッド感や高級感は格別です。 耳へのフィットはまあまあで、普通にケーブルを垂らしてもSHURE掛けのどちらも可能です。音質は、澄み渡るクリアさが特徴です。サ行は遠慮なく突き刺さってきますが、高音域の明瞭な解像度は素晴らしいものがあります。よく言われるギターの弦をすべる指の音やボーカリストの唇を開く音が聞こえるなどは当たり前で、何か分からない音、恐らくレコーディング中の雑音が聞こえていると思われますが、恐るべき再生能力です。 代償として商品解説のとおり、低音域は確かに誇張がありません。野外や電車の中など、周囲に騒音があると低音は控えめ、というかまったく聞こえません。しかし静かな室内で聞くと低音域はしっかりズンズン鳴っているので、音域が狭いわけではないようです。 加えて機能的で贅沢な造りの携帯ケースが付属します。このケースだけで5,000～6,000円の価値はあると思います。

商品解説に「イヤホン本体のケーブルは約45cmで、91cmの延長ケーブルが付属。」「音楽プレイヤーとの距離によって自由にケーブルの長さを変更できます。」とあります。 これは記載の誤りです。 実際は全長1,600mmあります。 束ねると、それはそれですごい重さになります。ただSHURE掛けですので、重さは問題ありません。 同価格帯でklipschのS4と比べると、音量は小さいです。微弱プレイヤーだと、屋外で使用する場合は足りない事があると思います。 40時間位使用しました。ウレタンピースのせいか、隣の部屋の音洩れを聞いているような高音域の鳴りは新品時から変化無しですが、、低音の迫力がだいぶん出てきました。 ただklipschのS4の重低音爆撃機のような迫力には今一歩及びません。 低音のみを期待して買われる方は、色々他機種と比べる事をオススメします。 ただ、klipschのS4のような音質のわざとらしさは少ないです。 あと銅線が透けてみえるケーブルはなかなかルックスがいいです。これだけでも買う価値はあります。 本体のクリアは安っぽいですが…

一般的なチタンの軽快なイメージとは異なりずっしり重いです。あまり実用的ではないかも知れませんが、すばらしい高級感です。シリアルナンバーが“XXXof500”とあるのも嬉しいですね。 表面仕上げのツールマークが細かいので、光りすぎない適度な光沢感が絶品です。 スイッチ部分のパッキンのグリスがきれているのか、あるいは新品のせいなのか、動きがかなり渋くONにするたびキュウキュウ鳴ります（笑） LED色はすこし緑色がかった白です。照射はスポットっぽく一点をかなり明るく照らしながら、うっすら広範囲にも照らします。 セレクターは、「カチッ」ではなく「グニュ」といった感触で回ります。堅いチタンのイメージとはかけ離れていますが、クリックが重いので誤作動の心配はまずありません。このセレクターには0ffがあり、スイッチも奥まったデザインなので、よほどの不注意がなければ誤作動はありえません。まあこのへんは元々の設計がいいのでしょう。 高級感の割に価格も手頃で、アウトドアでも実用可能な機能を備え、たいへんいい買い物ができたと思います。