耐久性：普通、音：普通、風量：普通、効き：良い

寝室のエアコンを適正温度で稼働（19時から翌朝7時まで）していたが、どうも足下が寒いので温度計を置いてみたところ、設定温度より部屋の下層部は2度以上低いことが判明した。試しに天井付近に顔を近づけて見ると充分暖かい。そこでサーキュレーターの出番となるわけだが、ピンからキリまで市場にあふれている中、ＤＣモーターのこの商品に行き当たった。実際に使用してみたところ、部屋の嫦娥の温度差がなくなり、快く目覚めることができた。ただし、エアコンは吸入エアの温度稼働しているので、部屋が快適になった分はエアコンの消費電力（増）＋サーキュレーターの電力となるため、トータルでは消費電力が増えることになるのはやむを得ないか。トータルで省エネにするためには、エアコンの設定温度を下げる（メーカーのテストでは従来より－1度と設定しているようだ）必要があるが、それは体感温度で設定することになるだろう。なお、就寝中操作パネルのＬＥＤの光が天井に幽霊のように映り、安眠妨害になる恐れが無いとも言えないが、本体の操作で輝度を下げられる。ただし「ねぇ、扇風機…」のボイスでは輝度のコントロ－ルは不可らしい。

画質：良い

永年SANYO製FHDプロジェクター＋100インチスクリーンで映画などを楽しんできたが、昨年55インチ4K液晶テレビを購入し、解像力に物足りなさを感じるようになってしまった。巻き上げ式スクリーンはスペースファクターに優れているが、どうしても経年でシワなどが生じてしまう。一方大画面テレビを部屋の真ん中に据えてしまうと、とてつもなく邪魔になる。キャスター付きのスタンドに乗せれば、必要に応じて部屋の隅に移動できると考え、購入に踏み切った。サイズはもっと大きい方が迫力があるのだろうが、コストパフォーマンスを考え、75インチで妥協し、画面までの距離で調整することにした。55インチとは段違いの迫力があり、内蔵アンプは同出力でもスピーカーが違うのか、音もこちらの方が良い。ただし、普通のテレビ番組では人物像が大きすぎ、この面では55インチの方が安心して見ていられる。自作5・1サラウンドSPシステムから音を出して「鎌倉殿」を観たら、サイコーだった。

70インチ8Kテレビに追加して使用。テレビ単体でもそれほど悪くはないが、低音の迫力を追加したく別体サブウーファー付きのものを選んだ。正直なところ、ただのステレオ放送ではテレビ内蔵スピーカーの方がアナウンスの明瞭度が高く、期待外れだったが、4K8K放送のMPEG-4 AAC、5.1サラウンドソースでははっきりと差をつける。その他、ボリュームコントロールの反応速度が遅く、かつオーバーシュートするのが気になるところ。トータルで価格相応といったところか。なお、購入前から気になっていたのだが、写真のとおりテレビのスタンドが画面より相当前（ラックの前端まで）に張り出しており、本機を設置しようとすると中央部のみがテレビのスタンドに乗り不安定になるので、本機の左右両端に10ｍｍ程度のゴム足を追加して安定させている。メーカーはテレビのスタンドとの干渉を避けるため、折りたたみ式の脚をつけた方が良い思うが、どうだろう。

耐久性：普通、明るさ：明るい

蛍光灯の生産全面禁止まであと２年とされているので、我が家では大半の照明をLEDに切り替えたのであるが、レンジフードに内蔵されているスリム蛍光灯をLED電球に置き換えようと検索しても見つけられなかった。器具ごと入れ替えれば良いのかも知れないが、スペース的に難しそう。仕方がないので、FHF器具の寿命は懸念されるところだが、当初取り付けられていたスリムパルックの寿命から推定して、あと３本交換用電球を確保しておけば使用者の寿命（笑）までもつのではと考えた。以前別社の同規格製品は２年程度と寿命が短かったので、パナソニック製を選んだ。明るさは申し分ない。期待通りの耐久性を発揮してくれればいいのであるが。

パナソニック製インバーター流し元灯の電球が寿命になったので、昼白色の２０Ｗ直管蛍光灯をホームセンターに見に行ったのだが、ずいぶん品数が減っていて、今後に不安を覚えた。蛍光灯サイズのＬＥＤ電球は多数出回っているが、この商品のようにインバーター器具にそのまま使用できるものは極めて限られている。この商品を装着してみたところ、新品２０Ｗ直管蛍光灯との比較では段違いに明るく（明るすぎて他の照明器具とのバランスが崩れるほど）、色温度（５０００Ｋを選択）・演色性ともに期待を裏切るものではなく、耐久性が確保されているのであれば、コストパフォーマンスに優れていると思う。

３年前に施工した我が家のY社製カーポートの屋根は、熱線遮断ポリカーボネート仕様のはずだが、５月から９月は屋根下のクルマが相当熱せられるので、対策を考えている時にこの商品を発見。３ｍｍポリエチレンロープとアイクリップで屋根下に張ってみた。遮光率６５％という表示がされているが、体感的には３５％以上透過しているように感じる。しかし、当初その遮光数値からカーポートが暗くなるのではないかと懸念したが、適度に光線を散乱させているのか、想像したよりは明るいのでその点は満足している。空いたスペースにハンモックを置いて、昼寝を楽しんでいる。