01が気に入り、期待してましたが期待を超えた進化です。 温度感、空気感、躍動感といった音楽に浸る心地いい要素が飛躍的に良くなり子供でも分かりました。 01は若い女性、01Jは落ち着いた大人の女性とでもいいますか、より芳醇でより自然体に有機的になりました。 低域は、より深く沈み、豊かになりつつ絞まりも良くなり、安定感と躍動感が向上。 中域は、骨太に肉付きが増し、ボーカルや管楽器の呼吸表現も向上。 高域は、上品かつしなやかになり透明感と繊細さが増し優等生的に。これは個人的に賛否両論かな。 試聴環境は（DAC)MPS-5→（PRE)TUBE01J→（PWR)SIT-2→（SP)Hartsfield、球は選別グレードです。 球の差も01より歴然で、明快さ元気さは軍用、ほりの深さ、見通しと音場は選別グレードです。 パワーは他にMarantz9、WE300B、202J,1002J、第9も試しましたがこの構成ではSIT2がベストでした。 もっといいプリは他にまだありますが、この価格で背伸びせずにゆとりすら感じるこの個性は素晴らしいです。 球もミルになり値上げを感じないNFJさんの努力にも感服します。

父親の大好きなカラオケ用に父の日のプレゼントで購入。 TVに繋いでいるパソコンにUSBでつなぐとスピーカーの音がとんでもなく遅延して唖然。 テレビをゲームモードにすると少し解消するもカラオケには使えないほど遅延。 なんとかならないかとPS3にJOYSOUND-TVをダウンロードしてUSB接続しても まだ遅延が気になる。オプション設定にある遅延計測でみてみると93ｍｓの遅延。 HDMIでTVへ接続しているから？ちなみにTVはKURO600Aで速度優先ゲームモード。 TVのTOS出力でDACへデジタル出力してホームオーディオで鳴らしてもダメ（99ｍｓ遅延） 最終手段でUSB変換アダプタからの音声出力でやってもまだダメ。 PS3からTOSでダイレクトにデジタル出力して51ｍｓ遅延まで改善できたがまだ違和感たっぷり。 このマイクが悪いわけではなく、そもそもどうにもならないしくみの問題だと思うので 商品を悪評するわけではありませんが、同様な使い方をされるかたにはお勧めできません。

プリは音色や音の感触を司る司令塔になるのでとても難しく、 ハイエンドのなかでも心の琴線にふれないような駄作を数々見てきましたが TUBE01はこの価格帯でありえないほどの秀悦さです。 標準球でも中高域と中低域に特徴があるわかりやすい鳴り方で、背伸びしておらずいい感じですが、 別売りのミルスペック選別グレードで真価を発揮してくれました（真空管の評価に別記）。 今は我が家のシステムのなかでJBLハーツフィールドのシステムに試しに入れて聴いてます。 普段のプリと価格も1000倍前後違うので直接比較では足元に及ばないところは多々ありますが、 基本がよくできていてとにかく潔く実に気持ちいい鳴り方をします。これはこれであり、絶対おすすめです。 オーディオを仕上げるうえでプリアンプは最も肝要で、気に入ったものを数々所有していますが、 このTUBE01はちょっとサプライズでした。ただ、球はミルスペック選別グレードが前提です・・・。

オーディオ機材で情報の状態変化を担う機材は質と価格が伴う傾向が強いようで、 （ピックアップやカートリッジは物→電気、DACはデジタル→アナログ、スピーカーは電気→空気） DACは上をみればキリがありませんので用途と狙いを定めた適材選択がいいのではと思います。 私はノートPC音源でのBGM用HPアンプの改造ベースとして購入いたしました。 ノーマルで音的にはヌケ、ハリ、コシにあと一歩の側面も垣間見られましたが、 この価格でこの音は突出していると思います。コストパフォーマンスは最強ではないでしょうか。 これからうまく改造できれば楽しみも倍増です。 アウトレット要素は説明されている電源・USB端子のサビとUSB入力端子に引っ掛かりがありましたので ここは交換部品を手配中です。

標準装備の球でも中低域に心地良いダンピング感と中高域の爽やか感はじめTUBE-01の特徴を出していますが、 この球に変えると標準球で感じる違和感が全域にわたり自然感を伴って格段に解消します。 具体的には位相はじめチャンネル間の暴れがおさまり、全域で倍音が増し、高域は抜けが格段に解消、 標準球で不満だった痩せ気味な中域は骨を伴って太さを増して、中低域とのつながりがよくなり もうひとつだった最低域の沈み込みもこの価格帯としては十分満足なレベルになり こちらも中低域からつながりがよくなった、といったところで心地よさは標準球の10倍増しです。 ボーカルや金管楽器ではその変化がわかりやすく、マイルスのペットに魂が宿ってきます。