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abi********さんの商品レビュー

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日本海軍400時間の証言 軍令部・参謀たちが語った敗戦/日本放送協会

日本海軍400時間の証言 軍令部・参謀たちが語った敗戦/日本放送協会

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戦後に海軍士官が密かに残した反省会の記録

2022/4/15

2009年8月9日〜11日の3日間に渡り放送されたNHKスペシャル「日本海軍 400時間の証言」の内容を書籍化したものです。太平洋戦争の終結から35年を経た1980年(昭和55年)から11年間、一部の旧海軍の士官達は、海軍の最高軍令機関「軍令部」で勤務したメンバーが中心となり水交社等で秘密裏に会合を開き、生存中は非公開を条件とし、開戦に至る経緯、密かに行った政界・皇族・陸軍等への働きかけなどを約400時間に渡り語り、その音声をテープに録音していました。この会合は後に「海軍反省会」と呼ばれ、海軍士官が本心では戦争は避けるべきと考えていながら、組織に生きる人間として「戦争回避」とは言い出せなくなっていく空気等を生々しく伝えています。当時の日本屈指のエリート達がなぜ開戦を決意したのか、なぜ過ちと分かっていながら「特攻」を推し進めていったのか、戦後に開かれた東京裁判で被告人とされた海軍トップへの訴訟に際し、彼らが海軍という組織を守るためどの様な対策活動を水面下で組織的に行ったのか、そして彼らが後世に対し残した教訓とは何であったのかなどを、当事者の証言から浮かび上がらせたドキュメンタリー作品です。

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硫黄島の星条旗 文春文庫/ジェイムズ・ブラッドリー(著者),ロンパワーズ(著者),島田三蔵(訳

硫黄島の星条旗 文春文庫/ジェイムズ・ブラッドリー(著者),ロンパワーズ(著者),島田三蔵(訳

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硫黄島の戦いを米国側の視点から描いた名著

2022/4/15

太平洋戦争末期の1945年2月〜3月、日米が最大の激戦を繰り広げた硫黄島。この島内の摺鉢山の山頂に、激戦の最中、星条旗を掲げる米軍海兵隊員の姿を撮影した写真は、全米で「世界で最も美しい戦争写真」と評されピュリッツアー賞を受賞。ワシントンに写真を模した巨大モニュメントも建てられ、今も全米でワシントンの名所の一つとして知られています。本書は、そんな著名な写真の撮影現場となった硫黄島での日米両軍による血みどろの死闘と、実際に摺鉢山に星条旗を掲げた6人の海兵隊員達が硫黄島での戦闘後にそれぞれ歩んだ知られざる人生の姿を、6人の海兵隊員のうちの1人の息子が描いた迫真のドキュメンタリーで、2000年に米国で刊行されるや、忽ちミリオンセラーとなりました。2006年10月にはクリント・イーストウッド監督が映画化し日米両国で公開され、第49回ブルーリボン賞と第30回日本アカデミー賞最優秀外国作品賞を受賞。同年12月に映画化された「硫黄島からの手紙」と共に、硫黄島での激戦を日米双方の視点から映画化した「硫黄島プロジェクト」のうち、米国側の視点から描いた作品として日本でも広く知られる様になった作品の原作です。

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サハロフ回想録〈上〉水爆開発の秘密  中公文庫BIBLIO20世紀B1-27

サハロフ回想録〈上〉水爆開発の秘密  中公文庫BIBLIO20世紀B1-27

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「ソ連水爆の父」の物理学者の回顧録の上巻

2024/1/9

旧ソ連の水爆開発を担って「ソ連水爆の父」と呼ばれながら、1960年代半ばからは人権擁護・反核実験・反体制の運動へと転じ、1975年にノーベル平和賞を受賞した物理学者サハロフの回顧録の上巻である。 ソ連は国営の科学アカデミー物理学研究所がアメリカに潜入したスパイから得た情報を基に水爆を開発したが、当時サハロフは同研究所で水爆を理論的に研究するグループに所属しており、本書では当時の研究所内に複数あった研究グループや個々の研究者同士に対立や考え方の相違があったことなど、所内の内情を赤裸々に記している。 また当初のサハロフは、アメリカで原爆開発の父と言われながら後に核の開発・使用に反対する立場に転じた物理学者オッペンハイマーの主張について、夢想的で非現実的と批判していた。 しかし後に核兵器などの放射性降下物を調べた結果、生物学的に放射能の閾値なしの影響が生じると判明したことから核実験に反対する立場に転じ、人権擁護・平和運動を展開したが、その結果、ノーベル平和賞を受賞するもソ連当局からは国外移動禁止、国内流刑などが科され、親族も人権侵害を伴う様々な国家的報復の恫喝・嫌がらせを受けたこと等も記している。

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    あたらしい憲法のはなし 他二篇 付 英文対訳日本国憲法 岩波現代文庫 社会264/高見勝利【編】

    あたらしい憲法のはなし 他二篇 付 英文対訳日本国憲法 岩波現代文庫 社会264/高見勝利【編】

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    政府による日本国憲法の普及・啓発の証跡

    2021/5/26

     日本国憲法が公布、施行された1946年〜47年に発行された、中学1年生用の社会科の副教材「あたらしい憲法のはなし」、全国の家庭に配布された憲法普及会編「新しい憲法 明るい生活」、そして内閣法制局閲・内閣発行「新憲法の解説」の冊子3篇を1冊にまとめ、併せて大日本帝国憲法の全文と英訳付き日本国憲法の全文も収録したものです。  「あたらしい憲法のはなし」は、1947年8月2日に文部省が著作・発行し、中学1年生用の社会科教材として350万部配布し、すぐ200万部増刷されたといいます。本書の表紙カバーのイラストは、この冊子の中で新憲法第9条が定めた「戦争放棄」を説明するために描かれた挿絵です。  「新しい憲法 明るい生活」は、新憲法の公布後1年に渡りメディアを動員して活動した憲法普及会が、計2000万部発行して全国の家庭に配布したものです。  上記2冊に比べあまり知られていない「新憲法の解説」は、序を吉田茂(内閣総理大臣)、金森徳次郎(国務大臣)、林譲治(内閣書記官長)が執筆し、新憲法公布日の1946年11月3日に内閣が発行したもので、この冊子から、新憲法に対する当時の吉田内閣の見解を初めて知ることができます。

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      戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか 新潮文庫/NHKスペシャル取材班(著者),北博昭(著者

      戦場の軍法会議 日本兵はなぜ処刑されたのか 新潮文庫/NHKスペシャル取材班(著者),北博昭(著者

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      太平洋戦争の戦場での怖ろしい軍法会議の姿

      2022/4/14

      太平洋戦争末期、東南アジアの戦場で補給が断たれた日本軍兵士の一部が飢餓に苦しみ、食糧を求め密林を彷徨うなか、部隊を勝手に離れたとして「逃亡罪」で拘束・処刑された事例が数多くありました。しかし、当時の公式記録は終戦前後に軍により殆ど焼却された為、その詳細は殆どが不明のままでした。本書は、NHKの取材班が2009年〜12年の間に新たに入手した、太平洋戦争の戦場で開かれた特設の「軍法会議」で実際に兵士達を裁いた一人の法務官が秘密裏に残した内部文書と14時間に及ぶインタビューの音声テープという貴重な資料を解析、同時に元法務官を始めとする旧軍関係者やその遺族へも一人ずつ手書きの手紙を送って取材を試み、そのうち取材に応じた僅かな方々の口から得た衝撃的な証言も併せて分析し、2012年8月14日放送のNHKスペシャル「戦場の軍法会議 ~処刑された日本兵~」にて、上記資料を残した一人の法務官の軌跡を追いつつ、兵士達が軍上層部の意向で次々と処刑された点、「法の番人」たる法務官が軍上層部の意向に抗えず極刑をの判断を下した点、そして実際の軍法会議の実態を白日の下に晒し、その放送内容を後日に書籍としたものです。

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      少年ゲリラ兵の告白/日本放送協会

      少年ゲリラ兵の告白/日本放送協会

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      沖縄戦に従軍した少年ゲリラ兵の真実

      2022/4/14

      2015年8月11日放送のNHKスペシャル「アニメドキュメント あの日、僕らは戦場で ~少年兵の告白~」の内容を書籍化したものです。太平洋戦争で国内最大の地上戦が繰り広げられた沖縄では、陸軍の情報機関が本島北部で組織した約千人の10代の少年達から成るゲリラ部隊「護郷(ごきょう)隊」という部隊がありました。彼らはやんばる(山原)という密林に覆われた本島北部の山岳地帯の中に拠点を置き、ゲリラ兵として米兵相手に奇襲・夜襲などの特殊な戦闘を展開しましたが、最前線で敵と殺し合う過酷な戦闘の中で、少年達の心はやがて壊され、麻痺していきました。部隊に所属した彼らは如何なる環境に置かれ、どの様な戦闘を強いられたのか、NHKがその実態に迫るため元少年兵の生存者や部隊を結成した陸軍中野学校の関係者など多くの人々に取材を行い、特に生存者が長年の沈黙を破って語った当時の悲惨な戦場の実態を、NHKスペシャルの枠内で映像とアニメーションにより克明に描いたドキュメンタリーとして放映しました。その後、本放送の内容や取材で得た他の情報を基に、2016年に刊行した単行本を2019年に文庫化したものが、本書となっています。

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      できるはんこレス入門 PDFと電子署名の基本が身に付く本 できるシリーズ/清水理史(著者),法林岳之(

      できるはんこレス入門 PDFと電子署名の基本が身に付く本 できるシリーズ/清水理史(著者),法林岳之(

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      電子署名、電子契約を始めるための指南書

      2021/5/25

      いま話題の「脱ハンコ」を実現するための指南書として、PDFファイルの編集や、立会人型電子署名サービスを使って紙の押印業務を省略する方法について、具体的に学ぶことができる一冊です。加えて読者は、電子署名や電子契約書の法的な扱いや、有料版のAcrobat、2種類の電子はんこの違い、電子契約書の保存方法など、「はんこレス」「脱ハンコ」にまつわる知識も多角的に学ぶことができます。  また読者は本書を通じ、電子署名と電子証明書の違いを理解でき、また無料版のソフトをダウンロードしてPDFに注釈(相手にどこに押印してほしいかなど)をつけたり、自分の名前をタイプしてサインしたり、ウェブ上で手書きでサインしたり、ウェブ上で自分の印鑑を押したりすることができるようになります。  このほか本書は各種主要クラウドへの書類のアップロードと共有の仕方、有料版ソフトでどのようなことができるのかの紹介、取引先に電子署名を依頼する方法、また依頼されたときの電子署名の仕方なども紹介しています。  読者はこの本を読めば電子署名への理解が大変深まります。特に企業や自治体で法務を担当する職員は、最低1度は目を通すべき一冊と思われます。

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        日本人はなぜ戦争へと向かったのか−メディアと民衆・指導者編−/NHKスペシャル取材班【編著】

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        白眉のNスペ戦争ドキュメンタリー本の②

        2022/4/14

        2011年2月27日放送のNHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第3回「“熱狂”はこうして作られた」」と、同年3月6日放送のNHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 第4回「開戦・リーダーたちの迷走」」でNHKが放送した内容を書籍化した文庫本です。1931年(昭和史6年)9月の満州事変勃発以降、戦場となった中国大陸やアジア諸国での現地情報を大々的に報道することで発行部数を飛躍的に伸ばした新聞と、軍人や政治家が戦意高揚のため積極的に出演して活用したラジオが、日本の民衆の間に日本が仕掛けた戦争を圧倒的に支持する“熱狂”を生成したという点と、戦後に旧軍人らが残した膨大な証言の音声テープの中で告白された、東条英機ら当時の政軍の指導者達の間で交わされたやりとりから判明した、政軍の指導者層が既に開戦前の段階で日本と米国の圧倒的な国力差を認識していながら、判断の段階で迷走を重ねて遂に対米開戦へと突き進んでいったという点を、NHKによる緻密な取材と証跡・証言の詳細な分析により白日の下に晒しており、従前も数多く放送されてきたNHKのドキュメンタリーの中でも白眉の出来の作品です。

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        日本人はなぜ戦争へと向かったのか−果てしなき戦線拡大編−/日本放送協会

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        白眉のNスペ戦争ドキュメンタリー本の③

        2022/4/14

        2011年8月15日放送のNHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか 戦中編「果てしなき戦線拡大の悲劇」」の放送内容をNHK取材班が書籍化した文庫本です。1941年(昭和16年)12月8日のハワイ真珠湾への攻撃を契機として対米戦争へと突入した日本が、その後のミッドウェー海戦やガダルカナル島の戦いでの敗北を機に戦況を悪化させていったにも関わらず、なぜ戦線は寧ろ拡大していく一方だったのか。戦争方針すら集約できないほど根深かった当時の陸海軍の深刻な対立や、軍と一体化して戦争方針に混乱をもたらした当時の経済界と政軍の利権構造など、当時の日本が明確かつ統一した国家方針を遂に確立できなかったが故に戦線を広範囲に拡大していったという経緯を、開戦から半年の間における日本の歩みと、従前まで殆ど注目されてこなかった歴史的な分岐点に着目したNHKの取材班が、緻密な取材や証跡・証言等の分析を重ねることで明らかにしています。過去にNHKで数多く放送されてきた戦争や歴史のドキュメンタリー番組と比べても、白眉の出来と言える作品です。

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        伝える  2 /中日新聞社/杉下茂 (単行本) 中古

        伝える 2 /中日新聞社/杉下茂 (単行本) 中古

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        フォークボールの神様が語る野球史の光と影

        2021/5/25

        「フォークボールの神様」と呼ばれ、通算215勝、沢村賞3回、最多勝2回、1954年(昭和29年)に中日ドラゴンズを初のセ・リーグ優勝・日本一に導き、日本シリーズMVPまで獲得した中日ドラゴンズの大エース・杉下茂。  かつては虚弱体質な野球少年だった投手が、米寿を迎えた2013年(平成25年)にそうしたハンディや戦争の苦難を乗り越え、選手・指導者として様々なプロ球団で自身が眺めてきた野球の歴史を振り返っています。戦前に生まれた杉下さんだからこそ語れる、日本球界の裏話、いわゆる“プロ野球史80年の光と影”が満載です。  文章の体裁は中日系新聞コラムの総集編らしく、どこからでも読める様に各章がまとまっており、コンパクトな構成になっています。  また書かれている内容が半世紀以上も前の出来事が中心のため、登場人物に注釈が入れられていますが、そこが読書にとって大変ありがたいです。  口述調の文章は、読者により多少、違和感があるかも知れませんが、中日新聞による中日ドラゴンズに関する書籍は思ったよりは少ないので、内容も凄く楽しめます。

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