決して悪い本ではありません。「色の物語」などというタイトルを付けられると、もう少し"物語"を期待してしまうのです。 シリーズもので、青に続く第2弾の"ROSE =ピンク"になります。 青の時にも少し物足りなさを感じましたが、ピンクに取り上げられた作家作品は、ほぼほぼ青と同じなものですから、余計に物足りなさを感じてしまいます。 その・・・.普通にカラフルな画集にしておけば良いものを、無理やり　色の"物語" などと言ってくれるものですから、がっかり度合いが少し増してしまうというか、2冊目にしてもう食傷気味といえば分かってもらえますでしょうか？ 6月に黒、9月に金、12月に赤が出る予定(全5冊)で、さほど価格も高くもない5冊シリーズに1年もかけるのは、似た内容を次々と出すことで、飽きられるのを防ぐためと勘繰ってしまいそうです。 少しディスりましたが、次の黒も買っちゃうかもしれません。で、レビューで文句垂れているのかもしれません(笑)。 ただのカラフルな画集と割り切れば、お値段の価値はあると思います。

耳の上にちらほらの白髪が目立ってきたので使っています。 まず普通に洗髪。タオルドライヤーで水分をしっかり取って、カラーリンスを塗りたくります。 洗えば落ちますが、100均の使い捨て手袋を使います。 最低でも5分。リンス中に湯船に浸かったり、身体を洗ったり、髭を剃ったりして、頑張って？10分くらい置きます。 流す時も使い捨て手袋をして、シャワーは水流を抑え気味にして、黒い飛沫がなるべく飛ばないよう流します。 周辺に黒いシミが飛んで無いか確認して、見つけたらきれいに流します。 さらにタオルドライヤーに使ったタオルで水分を拭いて、浴室から脱出。 早めにドライヤーで乾かして終了www これを毎日一週間続ければ、少し目立たなくなります。 あまり期待し過ぎると、がっかりしますよww それと、流した後に水分を取るタオルは、黒くなっちゃう(写真のタオルは明るいピンクでした)ので濃い色のタオルを専用タオルにしましょう。白いタオルが黒ずんでしまうと、家族に申し訳ないのでww

2015年、わずか25歳で香川県の瀬戸内海で亡くなった中園孔ニの展覧会図録。 2023年香川県丸亀市のMIMOCA丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催された、大規模回顧展です。 NHKの日曜美術館で放送されたためか大盛況で、こんなに賑やかなMIMOCAを久しぶりに見ました。 図録は、MIMOCAに展示された状態で撮影されたものであり、現地で見られた方は買わずにはいられない一冊になっています。 本のサイズは、まさしくB4(257×)で大きなサイズを目一杯使ったものになっています。 中園は多作家だったと思いますが、それでも短い生涯にこれだけの作品を残していて、もう少し生きていてくれたらと思わずにはいられません。 図録の作品数は220点を数え、それ以外にも蔵書やら映像など展示の記録が 掲載されています。「見てみたかった景色」よりはテキストもあると思います。臨場感のある図録ですので、興味のある方は買いだと思います。

ポーラ美術館で2023年7月から12月まで開催された同名展覧会の公式図録です。 ポーラは多くの所蔵品を抱えていますが、さすがにこのタイトルの展覧会では借りてきた作品が多く、所蔵品は3割もありません。 それだけに、挑戦的な展覧会となっており、面白かったです。自分が行ったときは、まだ図録ができていなくて予約のみでしたので、ネットで購入しました。 プロローグ　日本画の誕生、以下、明治・大正期の日本画、日本画の革新、戦後日本画のマティェール、日本の絵画の未来ー日本画を超えて 各章のタイトルを並べるとベタな感じはしますが、自分には考えさせられる内容でした。 これからのジャパニーズペインティングの方向性は、自分には分かりませんでしたが、これまでの変遷は分かったような気にさせてくれました。 これからは、日本画と言わずに、ジャパニーズペインティングって言いたくなること請け合いですww

ポケモン✖️工芸展の公式図録。 金沢で開催された後アメリカに行ってたので、凱旋帰国展となるのでしょうか。佐川美術館、MOA美術館(今ここ)、このあと東京、愛知、青森、長崎と巡回します。 自分はMOAで観ました。ポケモンにはそれほど興味もなく、正直言ってMOAの所蔵品を見たかったのですが、行って良かったです。想像以上でした。 ということで、図録まで買ってしまいました。笑笑 本は最近良く見るようになった、のどの部分まで完全に開くことのできる綴じ方ですごく見やすいです。 天や小口がメタリックで工芸品を思わせます？ 各作品のモチーフになったポケモンの画像を見ることができるQRコードが付いています。 当然ながら作品はケースに入っていて、近づくこともできす、観覧者が多くて落ち着かないので、図録は必須です。 見に行かれる方、細かな細工や絵柄もあるので、単眼鏡があっても良いかもです。

大阪市の東洋陶磁美術館は、現在大規模な改修工事中で、長期休館しています。 その間に当館のコレクションを使って泉屋博古館と九州国立博物館で別々の展覧会が開かれました。 そして、それぞれの展覧会図録が一般書籍として発行され、悩みに悩んで泉屋博古館の方(本書)を選びました。 理由は、縁もゆかりもある住友系美術館の方が、なんとなく良いかなあって‥ww ちなみに、九州の方は、国宝2件、重文12件を含む名品88件（全112件）だそうで、本書は国宝2件、重文11件を含む 厳選101件となっております。 やっぱ国立博物館の図録の方が凝ってそうで良かったかなあ…ww 中身の方ですが、 表紙のイメージのまま、作品と解説が一体になったオシャレな構成となっており、展覧会の図録というよりは、手元に置いておいて、気が向いた時に適当に開いたページを読むような本です。 個人的な感想ですww

天文物理学者で小説家で詩人のフランス人の著書を、 大阪市立科学館学芸員(天文)の監修のもとで訳された本です。(すでにお墨付きかも) ローヌ川の星月夜、MOMA所蔵の星月夜その他、天体が描かれているゴッホの作品について、いつものゴッホの手紙の内容と、描かれた天体の位置による日付や方角の科学的な解析をもとに考察したものです。 帯の煽りに騙された、とは言いませんが「ああ、そうですか。」で終わってしまうところもあります。 160ページしかなくて、でそれなりに図版もあって、テキスト部分はかなり少な目です。(スペースが多い) なので、読むだけなら１時間ちょっとで読めてしまいます。 かといって、ゴッホの画集としては物足りずといったところです。 ゴッホの画集は、いろんなテーマでたくさん出版されていますので、値段も安いしその中のひとつと割り切ればありかも知れません。

わずか25歳で急逝した画家、中園孔ニの評伝です。 ご家族や友人、中園本人が残したノートなど、とても丁寧に取材されたことのわかる内容です。 2023年現在「顕神の夢→幻視の表現者」という、とても面白い展覧会が開催されていて、そこに中園の絵が何点か展示されています。 岡本太郎、横尾忠則、OJUN、草間弥生らと並びで展示されていて、初めて観る作家さんが多い中、納得の展示でした。 もちろん、展覧会の構成上の並びであることは承知していますが、なんか嬉しかったですww 評伝が出版されるくらい有名な画家ですが、絵に興味のない人でも 知っているくらい有名になって欲しい画家です。 先の展覧会では、アートと芸術の違いについて語られていましたが、中園は後者であることが、確認できました。 一気読みも出来なくはないですが、中園の画集を見ながら、ゆっくり読むのが良さそうです。

まず普通に洗髪。タオルドライヤーで水分をしっかり取って、カラーリンスを塗りたくります。 洗えば落ちますが、100均の使い捨て手袋を使います。 最低でも5分。リンス中に湯船に浸かったり、身体を洗ったり、頑張って？10分くらい置きます。 流す時も使い捨て手袋をして、シャワーは水流を抑え気味にして、黒い飛沫がなるべく飛ばないよう流します。 周辺に黒いシミが飛んで無いか確認して、見つけたらきれいに流します。 さらにタオルドライヤーに使ったタオルで水分を拭いて、浴室から脱出。 早めにドライヤーで乾かして終了www これを毎日一週間続ければ、少し目立たなくなります。 あまり期待し過ぎると、がっかりしますよww それと、流した後に水分を取るタオルは、黒くなっちゃうので濃い色のタオルを専用タオルにしましょう。白いタオルが黒ずんでしまうと、家族に申し訳ないのでww

何がすごいかって、綴じ方。美術書を含め、全ての本がこの綴じ方になればいいのに、と思うほどですww。 最初のページからブッククリップの必要がないのです。ホントに素晴らしい。見開きで中央部分が見難いということが有りません。すごいですww 2020年に京都市京セラ美術館として新装オープンした当館の開館記念展「京都の美術　250年の夢」の公式図録。 「江戸後期の絵画・文人画の成立、写生派と奇想派の登場」 これが第一部のタイトルで、この調子で第六部まであります。。。 もうちょっとだけタイトルを工夫した方が良いのに、と思わなくはないですが、出品リストはさすがです。 江戸から明治までの流れがわかり、とっ散らかる前のギリギリを狙っているようです。 変に媚びていない所も良いです。 不勉強でなじみのない名前も多くありますが、時々開いて馴染みたいと思いました。