ASDの大人のコミュニケーションのトレーニングプログラムのための本。一人で進めるというよりかは、トレーニングマニュアルをもつ専門家と、当事者の仲間たちと進めるためのものであると考えられる。

最近注目されているメンタライジング・メンタライゼーションを子どもにどう適用するか書かれている。特に、事例は参考になった一方で、これを自然にできるまでにどれほどの鍛錬が必要か感じさせられた。

東京に暮らす人の生活史が書かれている。まず、とにかく本が厚くてこの値段なのはコスパがよい。特に、解説とかがあるわけでなく、それぞれの人暮らしが、ただそこにあるように書かれている。

病気をめぐる当事者研究の本。健康である身としては、食べることと出すことが当たり前で気にも止めていなかったが、その当たり前が疎外されることの意味を考えさせられた。

ブリーフセラピーについて、わかりやすくまとめられている。各理論の概説のみならず、学校や病院などの領域でいかにブリーフセラピーを使うか、参考になった。

ブリーフサイコセラピーの様々な療法が端的に分かりやすくまとめられている。他の文献も多く紹介されているため、この本から学びを広げることができる良書。

心理アセスメントについて、非常にわかりやすくまとめられている。特に、岩壁先生との対談は、心理職として何が求められているかについて、考えさせられた。

沖縄における、階層による生活の違いが、統計資料や生活史から描かれている。階層が異なれば、適応的なあり方が異なるということが、強烈に印象に残った。

スクールカウンセラーの一般的には語られないが、確かにある仕事の例が書かれている。実例も豊富であるし、イラストもついてくるため、非常にありがたい本