まいったな、の一言です。DACが初めてという人でも、とりあえず、これを買っておけば間違いないでしょう。製品レベルでこれ以上となると、かなりの金額がかかります。現在はOPA2134PAをMUSES02に変えて使用。元々が良いので、オペアンプを変えると更に化けますね。※デジタル入力2系統を使用、USBは不使用、電源は12V5A Line Outでオペアンプの換装が楽しめるということで買いましたが、自己責任での換装になりますので、この点は気をつけてください。特に初めて換装する人は、ピンを妙に曲げたり、逆にさして壊したりしないよう、色々調べてからにしましょう。 発振・発熱の問題もあるので、他の方のレビューを参考に選ぶことが多いと思うのですが、「OPA627」についても偽物が多いですし、どこで買うべきか、もまた考える必要がありますね。 ･･････とはいえ、ちゃんと準備出来る人なら、やっぱり変えて遊んでほしい。誰でも最初は初心者ですし。MUSES02とかOPA627（デュアル化必須）は価格が高いので、音の変化を楽しむ一歩目としては、他の方も仰っている通り、OPA2604がお薦めです。

色について、ブラックと並んでいる5枚目の写真の色を見比べれば分かるのですが、フロントだけがシルバーで他の部分はは黒。NFJさんで扱っている他の商品と同じパターンです。1枚目の写真の光の当たり具合の影響で、全体がシルバーのようにも見えるので念のため。 現在はLinux(Debian jessie)からUSB経由で繋いで使用。※GNOMEの設定にある「サウンド」で「アナログ出力-Audio Adapter」を選択したら無事音が出ました。 改めて言う必要もないぐらい、とにかく安いです。個人的に多機能な機器は避けているのですが、ここまで安いと手が出てしまいますね。音質的にも十分なレベルだと思います。本来予定されている価格だったら、正直なところ買わなかったかもしれませんが……。 とにかくPC経由でパッシブスピーカーってものを使ってみたい、という人には最適な入門機ではないでしょうか。 逆にあまり安さにこだわらずにオーディオ環境を揃えたい、ということであれば、X6JとFX202Jの方が良いかもしれません。※在庫があるという前提で。

無印と比べて、大分ノイズ対策がされているのが分かります。 肝心の音についてなのですが、意外と評価の仕方が難しいです。――というのも、スピーカーやＤＡＣと違って解像度を上げるための機器ではないからです。なので個人的には、良い音になった、というより、好きな音になった、という表現が正しいような気がします。 ちなみに変換ケーブルでイヤホンと直接繋ぐことは物理上可能ですが、「ロー出しハイ受け」を無視することになるので絶対に止めてください。ある種の覚悟をもって、600Ω出力をNoble 5c（30Ω）で直で聴くというテストを短時間ながらやってしまいましたが、場合によっては普通に壊れます。 このアンプ、どんな人に向いているかというと、表題通り、よりリスニング向けの音にしたい場合だと思います。逆にモニター寄りの音が好きな人は邪魔になるかもしれません。この辺り、言葉で説明するのが難しいので、やはり試聴環境が近場に欲しいところですね……。

価格を考えれば☆5でも良いのですが、FX-AUDIO-FX202Jを☆5とすると、こちらは☆4かな？、という相対評価です。別に所有している真空管プリアンプなどと比べてしまうと、メインで使うにはちょっと厳しいかな、と感じる部分があります。･･････価格差が30倍以上あるので、比較してはいけない気もしますが･･････。 ただ、この価格で真空管を試せるというのはとても良いと思いますし、採用している真空管が6J1というのも面白いと思います。交換用真空管セットは購入していないのですが、6J1の互換球である6AK5はあまり需要がないのか、昔の有名メーカーのモノが幾つか比較的安く手に入ったので、色々付け替えて遊んでいます。※あくまで自己責任で 小音量時のギャングエラーに悩んでいる方は、そのアンプのボリュームMAXにして、この真空管アンプで絞る、という使い方もあるのではないでしょうか。

HiVi M4Nという、ハイレゾ対応を無視するようなユニットに繋いでいますが、バスパワー駆動なのに良い音を奏でてくれるなぁ、と実感できる良い製品です。ただ、一時期、まともに認識しなかったり、音がノイズだらけだったり、まともに使えない状態にありました。Dragonfly RedやPCM2704のキットを繋ぐと何の問題もないのに、何でだろう？、と悩んでいました。――で、コンセント周りや周辺機器の見直しをした結果、元通りになりました。要するに、バスパワーで要求されている電力に対して、供給電力が足りていなかったということです。もし、動作が妙におかしいなぁ、と思うことがあるなら、余分なＵＳＢ機器を外したり、コンセント周りを機器に合わせて分散させてあげると、もしかしたら解決するかもしれないので、困っている人がいたら（ほとんど存在しなさそうではありますが）試してみてください。