まくらだけをえんえんと語る小三治師匠。カード類をなくした時の対応がいい交番と良くない交番があるという話や、車上荒らしににあった話。そして、かつて隆盛を極めたという人形町末広（ちなみに新宿は末広亭で人形町は末広）でのエピソード。圓生に習った蒟蒻問答を正蔵に直され小さんに直され、いざそれを三人の前で演じるときの困惑やら、亡くなった小さんや志ん朝への思い…素の肉声というわけではないけれど、落語とはまた違った師匠の一面を楽しめる一枚だった。

食いつき：非常に良い

いつのまにかグリニーズがデザートがわりになってしまった。たっぷり本番の食事を与えても、ペロリと平らげたあと、ア〜ア〜鳴きながらつぶらな瞳で訴える。仕方なくグリニーズを取り出すと、狂喜乱舞の大騒ぎでカリカリと満足そうに楽しんで、そこでやっとご馳走様となり、お気に入りのベッドで食後のまどろみ…。毎日、同じ光景を見て癒される私（笑）。

小三治師匠のまくらは本題への導入というよりは身辺雑記。そのなかに人生観や世界観が滲み出ている。時に怒り嘆き、時に讃嘆し感謝する。師匠の人間そのものがうかがわれる。その後に語られるのが虚構の極致とも言える落語なんだから、なんというアンバランス❗️ けど、それが楽しい。それが人間国宝柳家小三治の魅力なんだなぁ。

最近このシリーズを置いている店が少なくなってきた。そんな時にネットで購入できるのは本当にありがたい。なんせ、我が家の猫様はこのシラスしか食べない超偏食。やむなく別のを出すとプイッと見向きもしないので。ペットがご機嫌だと家の中も明るくな和やかになるので、このねこまんましらす入りはお家安泰の貴重品なのだ。

昨年、試しに購入してみて大満足。 子供の頃、正月近くなると近所の米屋に予約してつきたてののし餅を届けてもらってた。まだ温もりのある餅を包丁で切り分けていくのが楽しかった。あの時立ち昇っていた餅の香りがする。あの時口の中に広がった餅の味がする。 梅三郎餅は遠い記憶まで呼び起こしてくれた。

激辛世界一とまではいかないが、尖っていない辛さはなかなかなもの。スパイシーな香りが鼻に抜け、舌を刺激する。餃子などはこれに少し酢をたらしただけで充分おいしい。玉ねぎとトマト、きゅうりを合わせたサラダのドレッシングも、これをあえるだけで他にはなにも要らない。美味しくいただけます。

鮮度：非常に良い、大きさ：大きめ

塩味も辛味もほどほどなのが気に入ったのか、91歳の高齢母のリクエストでリピートしました。 母はパスタに絡めて明太スパにするのがお気に入りらしいです。 もちろんご飯のお供としても最高です。 分量的にちょうどよいので、なくなるとすぐに再注文したくなりますね。 注文してすぐに届くのも嬉しい。

甘さ：すごく甘い、鮮度：非常に良い、大きさ：少し大きめ

みかんの域を超えてますね。自然の甘さをここまで堪能できてみずみずしく酸味もあり、これひとつで最高のデザートになります。皮が薄くて慎重に剥かねばなりませんが、その時間すら素敵な出会いのための序章のように愛おしいです。決して安価ではありませんが、毎年一度の贅沢な楽しみです。

行きつけのバーで偶然出会った逸品。日本酒のリキュールというのも珍しかったが、口の中に広がる甘味と酸味が飲み口の爽やかさが忘れられず、自分でも注文。そのままやってもよし炭酸で割ってもよし、アイスにたらしてもいい。ドレッシングの隠し味にも使える。いい出会いをしました。

茹でこぼすなんてもったいない！　とうたっている通り、水からコトコト煮てそのままでいい。牛スジ料理にありがちな面倒さがなく、臭みもいやな脂もなく美味しくいただける。スーパーなどで購入する牛スジとはまるで違う。もうここでしか買わないと思わせてくれる良品！