6J1が入手難との事でロシア製6K4に変わっておりますが、ヒータの発熱が6J1よりかなり多いのか？、本体がやや熱くなります。 音質的には、あくまでも個人的な感想ではありますが、繊細感、奥行感に若干劣る気もしますが、100時間位エージングすればかなり良くなるとおもいます。 6K4は、米軍が日本軍の艦載機を迎撃するために開発した対空砲の信管に使用された真空管とか？、頑丈さでは定評がありますし、これはロシア製ですが製品ムラも少なそうです。 同時に6J1を2セット購入しましたが、4本とも長さ、ヒータの状態、出力レベル、音質等にばらつきがありましたが、選別品の在庫が無かったために、比較的近い特性のものをペアマッチして使用しています。

今時珍しい布エッジとのことで購入。 マグネットは比較的小型軽量、耐入力もあまり無く、コーンの形状も浅く、ストロークも少なく、ダンパーも頼りない・・ あまり褒めようが無い感じですが、私が永らく探していた理想の一品かと思います。 ４インチクラスのエンクロージャーではなく、6.5インチクラスのバスレフにセットすると、非常にバランスの良い音がでます。 小型のエンクロージャ、ゴムエッジ、強力なマグネット、ダンパーによるタイトなストローク・・、といった最近の傾向とは全く逆行するものですが、懐かしく優しい、バランスの良い、耳疲れしない音を奏でます。 ボーカルも良いですが、アコースティックギターの音は特に綺麗に聞こえます。