人はどう老いるのか （講談社現代新書　２７２４） 久坂部羊／著 講談社現代新書の本

人生100年時代の今、まさに母親が100歳に向けて施設で生活しています。母親を見ていると自分の老後を見ているようで最近不安になっていたところ『人はどう老いるのか』という本を見つけたので購入してみました。内容は老いの現実を知り、健康情報に踊らされない…などなどの直球勝負の老い方指南はわかりやすくてあっと言う間に読み終わりました。チョット不安が解消されました。

両親が80歳を過ぎ残りの時間を考えどう過ごす事がいいのか､､､と医療との関わりを含め考える機会になりました。限りある命必ず終わりはある事、自分事でもあり、必ずしも長生きが幸せとはいかないものだと感じました。医療の進化は素晴らしいですが不要な受診や検査、検診は控えようと思いました。

世の中、高齢者の生き方how-to本は溢れているものの、本質的な視点からのアプローチが見えず、私にはもの足らずモヤモヤしていましたが、この本は腑に落ちる気づきが沢山あり、後期高齢者間近な私にとって生きる勇気をいただきました。ありがとうございます。

ネット記事の引用文献から興味をもち購入しました。現場での状況がよくわかる内容で「そうそう」と納得したり、高齢者への言葉かけの参考になりました。

自分も還暦がすぎ、これから益々老いていくなかで共感することや考えさせられることが多々書かれていて、自戒をこめながら読ませていただきましたので

人は老いる　そのことからどう生きるか　と　年を重ねる事への道筋を丁寧に説明しています。 面白くてあっと言う間に読んでしまいました。