はじめての動物倫理学 （集英社新書　１０６０） 田上孝一／著 集英社新書の本

ベジタリアンの著者による動物倫理学の入門書。動物倫理学という学問について書かれているのでやや堅苦しい文言も見受けられる。しかしこれでも、普段はもっと難しい文章を書いているであろう著者が初学者に寄り添ってくれているという印象を受けた。トピックに動物を性の対象とする「動物性愛」をも取り扱っているのは新鮮。各話題についてさらに敷衍した著書も読みたい。

動物実験に関する、動物倫理学の考え方を知るために読みました。動物実験が必要とされている現場のことも記載されています。動物実験を必須の事例のみに縮減してゆくべきであるという考え方に立った意見と思います。参考になりました。

これからの未来、動物との向かい方を考えるうえで、重要なことだと思う。ただ、作者に質問したいことがたくさん出てくるのも事実。

注文してから発送までがとても早かったです。 中身も丁寧に梱包されており、気持ちよく買い物をすることができました。

動物倫理を考える際に必要な最低限の知識に言及してくれているから、これ1冊で一通り動物倫理を学べる。