Ｇｏｏｇｌｅ流資料作成術 コール・ヌッスバウマー・ナフリック／著　村井瑞枝／訳 プレゼンテーション技術の本

資料作成術の本というよりは、データの見せ方について書かれた本。これを読んでしまうと、Excelなどに標準で搭載されているグラフなどをそのまま使えなくなる魔法にかかります。単にこうこうこういう見せ方がよいという説明ではなく、「○○という理由があるから、△△というような見せ方をした方が、××というような効果が得られる」というように説明されていたのが、個人的にすごく好きでした。

「データを使ってストーリーを語る」をコンセプトに、どのようにグラフを見せたら効果的かをテーマにした本てす。どうしてそのようにするかが、ロジカルに語られていて、勉強になります。

資料作成におけるポイントが網羅されており、非常に参考になりました。この本を読めばある程度の資料作成ができるようになり、今までとは一味違った資料になることでしょう。

いろんな人に評価してもらうためには、分析結果をいかに見せるかが大切ということ、上司からこちらの本を勧められました。ただグラフにすることだけでも奥が深かったです。

非常にためになる本でした。資料作成術とありますが、表やグラフをどうやって効果的に見せるかと言うことが中心です。

大変面白く読めました。読了にかかる時間も短く、平易です。業務で資料作成に携わる人は読んで損のない内容です。