死にゆく人の心に寄りそう　医療と宗教の間のケア （光文社新書　９８５） 玉置妙憂／著 光文社新書の本

施設に入所して寝たきりだった90歳の父が、誤嚥性肺炎で入院して亡くなりました。誤嚥性肺炎の直前も尿が出なくて入院して、点滴で改善して退院したばかりでした。認知症症状も出ていたため、入院中は点滴を抜いてしまわないように両手も拘束されていました。私は医療従事者なので父に残された時間が短いと感じていましたが、兄はなかなかそれを受け入れられないようで「頑張ればまだ元気になれるから頑張れ頑張れ」と励ましていました。残された時間を穏やかに過ごせるように兄にも心構えをして欲しかったのですが、私の言葉だけではなかなか受け入れてもらえず、この本をまず自分で読んで、それから兄にも贈りました。それからの兄は父を励ますのではなく、毎日父の病院に行っては手や足をさすってあげたり、優しく声をかけて過ごしてくれたようです。わずか10日ほどでしたが良い時間を過ごせたと思います。本の内容は医学的な裏付けのある部分だけでなく、スピリチュアルな部分も自然と受け入れられました。若くして余命宣告を受けた場合は死を受け入れることはもっと難しいだろうとは思いますが、この本を読むことで受け止め方も変わるかもしれないと感じました。

配達された本を見て驚きました。 とても丁寧に送られてきたからです。 本には、カバーが掛けられていました。 今まで何冊も購入していますが、こんなに丁寧な本屋さんは初めてです。 とても気持ち良かったです。 どう、お礼を申し上げようかと思っていました。 感謝の気持ちを、お伝え下さったら嬉しいです。 ありがとうございました。

迅速で丁寧な配送に満足です。本の内容も延命処置について深く考えることができ、あまり考えてみたことのない、医療と宗教の間を歴史的に考えたり、今後のあり方を考えたりすることができました。

高齢な両親（88歳、84歳）を持つ55歳の私にとって、今知っておくべきこと。意識しておくべきことを教えて頂きました。必ず訪れるその時を、少しでも幸せな気持ちで迎えたいと感じました。

講演会に参加した方から、とても良い講演会だったと伺って、ずっと気になっていましたが最近やっと本を見つけたので購入しました。まだ途中ですが、死に対する恐怖が和らぐといいなと思います。

高齢の母と二人暮らしです。日々、老いていく母との向き合い方、心持ちを知りたくて購入しました。私は祖父母と疎遠でしたので間近で老いに接していませんでした。この本で学びたいです。

迅速丁寧な梱包配達無事着きました。配偶者が癌になり、病院で亡くなった朝から夜まで看護しベッドに寄り添って看護し此れで良かったのかと問いかけています。

とても早い配送手続きをして下さいました。また機会があれば利用したいと思います。医療職者かつ僧侶の方のお話、これからじっくり読ませていただきます。

図書館で2回ほど借り、何回も読みたいのであれば買ってしまったほうが良いなと購入しました。自分の現状と照らし合わせて手元に置いときたい本です。

母親の自宅介護中に、調べ物をしていたら出会った一冊ですが、実体験と心のケアについて知っておくと少し怖さが和らぐ様に感じられました。