ネガティブ・ケイパビリティ　答えの出ない事態に耐える力 （朝日選書　９５８） 帚木蓬生／著 朝日選書の本

you tube動画であるときネガティブケイパビリティに関する動画がおすすめででてきたのが本書をしるきっかけでした。大型書店でも目立つところに本書があったので、ポイントの付く本書店で購入を決めました。問題を請求に特定せず、生半可な意味づけや知識でもって、未解決の問題にせっかちに帳尻を合わせず、宙ぶらりんの状態をもちこたえることと記載があり、重要な能力であるとかんじました。手っ取り早く理解し、総計にアドバイスし、手っ取り早く結論付けすることがあたかもよしとされる昨今において、本質的な支援に必要なのがネガティブケイパビリティだと認識させてくれる書籍でした。

メンタルなことについては、とかくポジティブな思考をするように勧められることがあるが、実際にはなかなかむつかしいことが多い。答えの出ない事態に耐えることこそが、創造力などにつながるということに救われる思いがする。 誰しもが創（キズ）を持っているので、それを真正面から受け入れて認める、その状態に居続ける覚悟のことかなと思った。

内容はどうなんでしょう。解釈においてとても難しいと感じる人も多いのかもしれません。しかし、世の中には、どうしょうもなく受け入れないといけないことも多々あります。受け入れ難いが、受け入れなければいけない心を持つ方法、心構えが書かれた本です。

今までの人生が、いかに答えを求めての日常だったかを考えてさせられる。 実際は答えが出ないまま、日常を生きるのだけど、その中途半端でいいんだって言うのが、有り難い。 日本の教育・社会が、常に答えを求めての方向だから、息苦しいのかもしれない。

コロナ禍の今だからこそ必要な能力だと実感しています。個人的には成熟している大人には少なからず持ち合わせている力だと思いますが経験の少ない子供にはどうなのでしょう。。どちらにしてもとても参考になりました。何度も繰り返し読むつもりです。

購入してから大分時間が経っての返事です。読み終わってからにしましたので、今になりました。読み応えのある本です。 時々目から鱗の表現が有るとワクワクしました。

人に勧められたので購入しましたが、本って、買ってしまうといつでも読めると思い、つい放置してしまいます。しっかり時間を作れるような大人になりたいものです。

近くの書店では入手できず、コロナで都心の大型店へ行くのも憚られる時期なので、初めて利用しました。とても良い買い物ができたので、また利用します。

現代社会の問題と解決策、何でもかんでもすっきりとはいかない。むしろそうでないもののほうが多いが、それに向かい、耐えていく力が今こそ必要。

医療の場面のジレンマを解決するために、ネガティブケイパビリティの考え方はケアする自分を楽にする方法でも在ります。ダイバーシティには必要！