メルケル　世界一の宰相 カティ・マートン／著　倉田幸信／訳　森嶋マリ／訳 ノンフィクション書籍その他

本書は2つの意味で読む価値があり、1つがメルケルがどういう環境で育ち、現在最も尊敬される宰相（さいしょう）になったか、もう１つが彼女が歩んできた変遷を通して、ヨーロッパからの視点で1950年以降の近代史を学びなおすことができること、この2点だと思います。 日本ではヨーロッパに関して何か事件などが起きない限りあまりニュースになりません。ブレクジットや黄色いベスト運動、ギリシャ危機などそれぞれ点での把握と理解はありましたが、それが本書を読むことによって、メルケルの行動と視点を通してより深く理解できたことと、それぞれの点が線になりました。 ヨーロッパの国々がどういう力関係で、それぞれどういう方針を採っているのかメルケルについても詳しく知ることができますが、それと同じくらい、ヨーロッパの国からみた国際関係を学ぶことができたことも価値があることではないかと思います。

無事に受け取りました。梱包状態も良く、中身も綺麗でした。非常に満足しております。ありがとうございました。とても良い取引ができました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

今、欧州でおきている戦争が何故おきているのか、この本を読む事で考え方の違いが引き起こしているということがわかる。ものの考え方や見方、対応の仕方、参考になることも多い。

彼女の生い立ち、功績の背景、葛藤、確執、特にプーチンをけん制するために費やした時間と心労。あと、旦那さんが出来た人なんだろうなぁと感じた。

新聞で見て、子供の高校受験に役に少しは立つかと思い購入。文字も大きく、あっと言う間に読み切れる量です。