きのう何食べた？　２４ （モーニングＫＣ） よしながふみ／著 講談社　モーニングコミックス

文句なしに⭐︎5です。相変わらず淡々と物語は進むのですが、エピソードとその表現は秀逸としか言いようがない。 生活の中で何気なく続く思いやりと愛情を丁寧に、細く、長く紡いでいる。帯の煽り文、「おいしい　を伝えた数だけ　育まれた愛がある。」も考えられた一文だと思いました。 ネタバレになりますが、この巻ではシロさんのご両親の大事なエピソードが収録されています。 もちろん、おいしいって伝えている、の主語はシロさんとケンジの間の事なんでしょうけど、読後には主役二人以外の関係でも、たくさんの「おいしい」が伝えられて、たくさんの愛が育まれている事に気付かされました。そして、多分読者の身近な大切な人との間にも、交わされている言葉だし、そこに色んな形の愛が育まれてると気付くのです。 パートナーや両親、友人たち、その他色んな人たち。当たり前にそこに居てくれる事って、感謝しないといけないんだと思います。 巻末のケンジの行動、それから表紙で「育てて」いるピンクの薔薇。共に、受け継がれてますよ。ってよしながふみさんから、シロさんのご両親へのメッセージだと感じました。

安定の内容でしたが、シロさんのお母様が亡くなり、現在、シロさんと同世代のおばちゃんとしてはほろ苦い一冊になりました。お父さんの回想もよかったです。また、作ってみたいレシピもありました。

絶対面白い一冊！ 何気ない日々の生活がこんなにも幸せなんだなぁ…としみじみ感じさせられます。 その上お料理レシピが結構GOOD！ またドラマ化されないかなぁ…と期待しちゃいます。

24巻の発売、楽しみにしてました。 楽しさや面白さもありつつ、涙が出てしまう話もありました。25巻も楽しみです。 買い逃したくなかったのでこちらで予約注文できて助かりました。

今回も心がほんわかするお話でした。シロさんがケンジの仕事に影響しないよう、休み前日の夕食にニンニクやニラを使った料理を作る心使いが素敵！ 2人とも良い歳の取り方してる。

久しぶりに漫画を読んで号泣しました。主人公の2人より少し下の世代ですがそのうち来るであろう未来を体験しているような感じでした。

シロさんとケンジの何気ない日常がしみじみと染みる物語。同世代の2人と共に歳を重ねているような気持ちです読んでいます。

今回も良い話でした。あと同年代なのでくすっと笑えたり共感できたりと、あっと言う間に読みました。 25巻も楽しみです。

ちょっと悲しい内容もありましたが　まあそんな年齢かな・・・早速ビビンバつくってたべました また次を楽しみにしています

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