１７歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。 びーやま／著 大学入試勉強法の本

なんだかんだ言って、大人になってからも学歴が役に立つ場面が多々あるので、優秀と言われている大学を出ておいた方がいい、と言う内容の本。 それをいくつもの具体的な例を挙げて説明している。 高校 3年で読むのはちょっと遅く、高校に入ったくらいに読んで、なぜ大学に行くのかを見据えるといいのかと思う。 高校での勉強への身の入り方が変わると思う。 大谷翔平のように野球の才能にあふれている方、ZOZOを創業した前澤友作のように商才にあふれている方は学歴は関係ないが、何かの才能を発揮していない、何かやりたいことを見いだしていないなら、勉強をして学歴を身につけておく方が将来の大きな保険になるよ、と。 学歴は同年代の中でどれくらい努力したかを明確に証明するツールなので、就職にも有利になる。 範囲が決まっている入試を頑張れなかった人が、範囲すら明確でない仕事での壁に頑張って立ち向かえるだろうか？「頑張ります」と言っても信用できるだろうか？と。 それを簡単に区分けする方法が学歴フィルタじゃないか、と。 世の中の大半を占めるサラリーマンは特に、社会に出ても学歴はいろんなところで役に立つので、受験を頑張った方がいいよ、と言う本。

高校生の子供に買ったつもりでしたが、自分が先に読んでしまいました。今の社会における学歴の位置付けがリアルに書かれています。おもしろい内容ですので、サクサク読めます。子供には一度読んだ上で、今後の人生の選択肢を選んで欲しいと思います。

周囲から気がついていても口にされることがなく、時がたち、なんとなく分かってくることです。確かに分かっていれば違ってくるのでしょうが、そこを素直に聞けるかどうかもその人次第です。受験生にいい刺激となればいいなと思いました。

学歴主義の高学歴者が書いた学歴の大事さについて書かれた本。高学歴者視点で世の中を見るとこう言う考え方になるのだなぁと納得感はありました。最大公約数的には正しいのかもしれませんが、学歴以外の軸もあるはずとは思いました。

17歳の娘に読んで欲しくて購入しました。 言いたいことは書いてくれていますが、我が子に響くのかはまだわかりません。 受験に向け少しやる気が出たらいいなと思います。

綺麗事でない事実があって子供たちに読ませて良かったです。