春宵十話 （光文社文庫　お４０－１） 岡潔／著 光文社文庫の本

偉大な数学者でいらっしゃいますが、数学そのものの話ではなく、話題は多岐に渡ります。教育について様々な示唆多く、心に残りました。文面から正直で飾らない方なのかなと思われました。勉強や教室での失敗についてや、数学にどんな風に接したかなど気さくな文章で読みやすかったです。

岡潔の日本的情緒が分かる珠玉の一冊です。 数学は情緒であるという名言があり、四季折々に俳句が散りばめられています。 物理と数学は似ているという方もいるかと思いますが、岡潔は非なるものと喝破しているあたりに彼の思考の一部が垣間見ることが出来て面白いですね。

本の状態もとてもよく、綺麗でした。また、本の内容もレビューでしか確認していなかったので、心配でしたが、手に取って読んでみるととても良い作品でした。

今読んでも色褪せない随筆集。とくに情緒や情操の重要性を説く教育論は、現代人が目を向ける必要があるのではないかと思います。

娘の宿題で購入しました。 発送までが早くとても助かりました。 本屋さんにはなかなか置いていなかったので有り難かったです。

便利…本屋さんが街中から無くなったしまう訳ですねぇ。安い…交通費を使って 時間を掛けて 書棚を探して って、時代終了。

某YouTuberの方の動画を見て購入しました。まだ未読ですが期待を込めてで評価させていただきます。

きれいな梱包、素早い発送で満足です。書店は遠いし混んでいるのでネットで買えるのはとても有り難いです。

大変読むみやすく良い本でした。」「数学と情緒」相反する概念のようですが。昔はもっと大きな本でした。

１年に１度は読み返す１冊です。気持ちよくなる感受性の宝庫ですね。