昭和史　１９２６－１９４５ （平凡社ライブラリー　６７１） 半藤一利／著 平凡社ライブラリーシリーズの本

昭和史研究の第一人者である著者が、昭和の開幕から、太平洋戦争の終焉までの20年間を、読者に語りかける口調で書いている。昭和の動乱はなぜどのようにして起きたのか？ キ－マンになる人物の言動や記録を紹介引用しつつ、鋭くそして嘆息しながら迫る。戦後から昭和の終焉を書いた後編もある｡分厚い内容だが、読み応えは充分である。歴史の流れから脇道に逸れた流行や風俗を扱ったB面昭和史という本も同じ出版社から出している。併せて読んだら一層理解が深まると思う。

学校の授業では大体が近代は時間切れで駆け足になりがちですが、最も大事なのが昭和だと思っています。この部分を疎かにしているからこそ、滑稽な歴史修正主義や空想の懐古主義が台頭してきていると思います。昭和に起きたこと、どう日本が道を誤っていったのか、もう一度学び直すのに必読と言えると思います。

あぁ、なぜ⁉と思うことが随所に。戦争に突き進んだ日本の心理が垣間見えます。一方、国民一人一人の心理を思うと、いたたまれなくもなります。戦争が起きているいま、何が人の命より大事なものなのか？そんなものがありえるのかと、誰もが問うことはないのだろうか。

半藤一利さんが亡くなられ、それまで読まなくてはと思っていた本書を購入しました。まだすべてを読んではいませんが、章立て項目立てが分かりやすく読みやすいです。自国の歴史を知ることの大切さを感じています。

昭和史について学びたい方は、半藤一利氏の書かれた本書とそのシリーズ書籍の一読を、お薦めします。因みに、半藤氏の妻君は、文豪夏目漱石のお孫さんの一人である半藤末利子さんです。

半藤さんの本は今までも非常に楽しく読ませてもらってますが、実体験及び事実に基づく本当の歴史が学べることが、半藤さんの良さで、この昭和史は以前から読みたい本でした。

毎年この日時期になると戦争の話が出来ます、この本では教科書に書かれていなかった内容が実に詳しく記載されていますので是非歴史を知ると言う意味でもオススメします。

とても丁寧に包装してありました。 可愛らしいピンク色でお祝いにふさわしかったです。送り先からも大変喜んで頂きました。ありがとうございます。また利用したいです。

半藤さんの追悼番組を拝見して「昭和史」は必読と思い、 戦後編は即購入できましましたが、 戦前編が出てなくて、ようやく購入できました。

梱包も丁寧で到着もはやかったです。 欲しいものがすぐ手に入り良かったです。 宅急便のヤマトも対応が良く安心して待つことができました。